地蔵くん、笑って、歌って、恋して!


忘れてたと言わんばかりの動きで
慌てて紙を開く千景





千景『お題は自分が可愛いと思う人です』




きゃーーーーーーー
わーーーーーーーー





凄い周りの反応が余計私の顔を赤くさせる
自分でも顔が赤くなっているのが分かる






「わー、すごい歓声ですね笑
お題を見て、迷わずに行っているように見えましたが迷いませんでしたか?」


千景『はい、全く迷いませんでした』


「すごいハッキリしてますね笑」


千景『僕が一番可愛いって思ってる人なので』


「おお〜、いいですね笑
では、続きまして…」








千景『陽葵さん?』


覗き込まれてドキッとする



千景『顔真っ赤だけど大丈夫?』


陽葵「あ、え、あ、う、うん」





目をあわせないようにすると千景が合わせようとしてくる




千景『あの時と反対だ笑』



廊下でぶつかった日の事かな?
ほんの数ヶ月前の話なのに凄い昔の話みたい




< 215 / 248 >

この作品をシェア

pagetop