地蔵くん、笑って、歌って、恋して!


丈翔「陽葵、もし千景が知らない女と仲良くしてたらどう思う?」



この前、電車の中で見た光景を思い出す



陽葵「嫌だ」



丈翔「もし、千景が知らない女に可愛いねって口説いてたらどうする?」


陽葵「嫌だ」



丈翔「もし、千景が知らない女と付き合う事になったんだって嬉しそうに報告してきたらどうする?」


陽葵「悲しくて泣いちゃうかも」


丈翔「そこまで分かってるのにまだ自分の気持ちに気付かねえの?」


陽葵「ん?」


丈翔「もう、恋してんじゃん」


陽葵「え…」


丈翔「ちなみに、今日ここまで陽葵運んできたの千景だから」


陽葵「ありがとう、丈翔!」






保健室を飛び出して、外に出る
片付け途中なのか皆作業をしていた






しおり「あ、陽葵もう大丈夫?」


陽葵「うん!千景見た?」


しおり「千景ならさっき倉庫の方手伝うって言ってたけど?」


陽葵「ありがとう!」






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