地蔵くん、笑って、歌って、恋して!
千景『わあ...』
自分のスマホの連絡先のところを
眺めながら目をキラキラさせている千景
しおり「癒される」
遥輝「未知の生物って感じ」
丈翔「それ褒めてんの?」
遥輝「褒めてるよ」
最近は皆千景のファンって感じ?笑
もういちいち反応が可愛いのに
やられてるみたい
しおり「あ、陽葵、もう千景に聞いた?」
陽葵「うん、なんか今日は忙しいみたい」
しおり「そっかあ
じゃあ今度行こうね、千景」
千景『はい!』
遥輝「何の話?」
しおり「今日、陽葵と2人でカフェ
行くんだけど千景も一緒にどうかなって」
丈翔「俺も部活無かったら行きたかった」
陽葵「部活あるでしょ」
遥輝「俺も部活がなかったらなあ〜」
しおり「千景も今日は部活か〜」
千景『いや、部活ではなくて...』
ちょっと言葉を濁した千景
言いたくないことがあるのだろう
皆すぐに察したのか話を変えた
私も3人も少し気になるけど
敢えて聞かなかった
本人の口から言ってくれるまでは待つ
きっと他の3人も同じ気持ちだと思った