地蔵くん、笑って、歌って、恋して!
しおり「危険だ、陽葵逃げよう」


陽葵「あはは笑1人で逃げてよ〜」



しおりに手を引かれて
朝から学校の正門をガチ走りで通り
人と人の間をスルスルと抜けていく



遥輝「おいこら、しおり〜!!」


丈翔「はっ?俺を置いていくなよ〜」



後ろから2人が追いかけてきてる



しおり「やばいやばい捕まる捕まる」


陽葵「だってあの2人部活生だもん笑」


「朝から鬼ごっこしてんの?元気だね〜」


「2人ともおはよう〜」



陽葵「はぁおはよう!もう朝から疲れたよ」


遥輝「捕まえた」


しおり「はあ〜疲れた」


遥輝「いや、俺も」


丈翔「俺1番関係なくね?」


陽葵「何で丈翔まで走ったの笑」


丈翔「わからん笑」



「あはは笑」


「本当になにしてんの朝から」



「4人見てたら元気出た〜」



「よっしゃ、皆でここから教室までダッシュな〜」


陽葵「1番早かった人に丈翔がジュース奢ってくれるって〜」


「よっしゃ!本気出すぞ!」


丈翔「おっしゃ、じゃあ俺が1番早かったら陽葵が奢りな」


しおり「陽葵、任せて丈翔は遥輝がくいとめるから」


遥輝「じゃ、よーいどん」




しっかりと遥輝にとめられてる丈翔が
面白くて笑いながら走った



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