地蔵くん、笑って、歌って、恋して!
クラスの皆が3人に注目している
それでも何も気にせずいつも通りの
3人の姿はやっぱり僕には程遠かった
丈翔「購買行くぞ」
しおり「今日は遥輝の奢り」
遥輝「千景の分だけな」
しおり「ケチ!!」
教室から出て購買に行っても
ずっと注目の的の3人
その中にいるものだから
僕も凄い視線を感じる
「何で地蔵があの3人と?」
「地蔵のくせに」
「なにあの地味な子」
しおり「何アレ、ムカつく」
遥輝「本当にね、」
僕よりも怒ったようにする二人を見て
嬉しかった
千景『大丈夫です..』
今にも何か言いそうな2人を
引き止めると困った顔になって
しおり「度が過ぎたら許さないから」
遥輝「賛成」
丈翔「当たり前な」
そう言ってくれた