地蔵くん、笑って、歌って、恋して!
千景『そう言えば今日行くカフェって名前なんて言うの?』
しおり「あ〜、何だっけ、えっと…」
陽葵「フルレットじゃなかった?」
しおり「そうそう、それ」
千景の顔が少し強ばった気がした
陽葵「千景?大丈夫?」
千景『あっ、うん!全然大丈夫だよ』
いつもの笑顔に戻っていた
さっきのは気の所為だったのかな
カランカランっ
「いらっしゃい…あっ!この前の!」
しおり「覚えてくれてたんですか?」
「もちろん、2人とも綺麗だからね」
オーナーさんと楽しげに話すしおりを見て
ちょっとムスッとしている遥輝に
笑いそうになってしまう
「今日は多いね、友達?
ってあれ?千景?なにしてんの?」
千景を見て頭に?を浮かべるオーナーさん
私達も?でいっぱいになる
陽葵「千景、オーナーさんと知り合い?」
千景『知り合いというか、叔父さん』
「「「「えぇ〜???」」」」
他のお客さんがいるのに大きな声が出て
しまった