地蔵くん、笑って、歌って、恋して!



「あの!」


急な大きな声に皆でビクッとしてしまう
個室部屋の隙間から控え目に顔を出す女の子
制服を見た感じ同じ学校では無さそう



陽葵「どうかしましたか?」



困ったようにしていたから
優しく声をかけると女の子が顔を真っ赤にして俯いた



陽葵「え、どうしよう」

しおり「私に聞くな、知らん笑」




小さな声で隣のしおりに相談したら
冷たく見放された



陽葵「えぇ〜っと…」



困ってるともう1人の女の子が
顔を出す




「え、ガチじゃん」


「目の前にしたら何言っていいかわかんないよ」


陽葵「とりあえず、中入る?笑」




2人でゴニョニョ話し始めたから
ちょっと長くなりそうで個室に入ってもらった





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