放課後、私はいつもの場所で
写真を撮って、観光をして、名物を食べて
明らかに修学旅行みたいなのだけど…
「あー、楽しかった!」
「また今度行きてーなー」
私とリオは、とても満喫していた
「…ねえ、神崎くんと國谷くん、遅くない…?」
サラが、そう不安そうに言った
「言われてみれば確かに…」
「ちょっと様子見するか?」
実は、2人とも飲み物を買いに自動販売機へ向かっていた
私たちは少し待っていたんだけど、それにしても遅すぎる…
「(何かあったのかな…)」