放課後、私はいつもの場所で
放課後、定例委員会が始まっていた。
と言っても、すでに終盤を迎えている。
柚月は周りに押し付けられて、学級委員をしているのだ。副委員長も仕事サボりな性格のおかげで、全部柚月へ負担がかかっている。
「それじゃあ以上で終わる。学年委員長、号令を」
三上がそう言うと、学年委員長が号令をかける
「(はぁぁ…やっと終わった)」
心の中でため息をつき、バッグを抱えて帰ろうとすると、また三上に捕まった
「お、柏木。最後に校内の鍵の点検をしてくれないか?」
「えっ、あれって先生担当でしょう?」
「俺、これから職員会議があるんだよ。悪いな、任せた!」
「あっ、ちょ!!」
……逃げられた
柚月はまた1つ不満を募らせ、校内の鍵を点検しはじめた
気づけばもう夕方になっていた
「今日は厄日だ……」
屋上への階段を上がりながら、そうブツブツつぶやいた
そして、ドアの前まで来て気がついた
「―あれ、ドアが開いてる…?」
おかしいな、生徒は禁止のはずなのに…
もしかして、陽キャが壊して遊んでるとか…?
「やべえ、そんな場入れるわけない…!」
でも、騒いでるような声とか音は聞こえないし…
柚月は恐る恐るドアを開いた
「……!」
と言っても、すでに終盤を迎えている。
柚月は周りに押し付けられて、学級委員をしているのだ。副委員長も仕事サボりな性格のおかげで、全部柚月へ負担がかかっている。
「それじゃあ以上で終わる。学年委員長、号令を」
三上がそう言うと、学年委員長が号令をかける
「(はぁぁ…やっと終わった)」
心の中でため息をつき、バッグを抱えて帰ろうとすると、また三上に捕まった
「お、柏木。最後に校内の鍵の点検をしてくれないか?」
「えっ、あれって先生担当でしょう?」
「俺、これから職員会議があるんだよ。悪いな、任せた!」
「あっ、ちょ!!」
……逃げられた
柚月はまた1つ不満を募らせ、校内の鍵を点検しはじめた
気づけばもう夕方になっていた
「今日は厄日だ……」
屋上への階段を上がりながら、そうブツブツつぶやいた
そして、ドアの前まで来て気がついた
「―あれ、ドアが開いてる…?」
おかしいな、生徒は禁止のはずなのに…
もしかして、陽キャが壊して遊んでるとか…?
「やべえ、そんな場入れるわけない…!」
でも、騒いでるような声とか音は聞こえないし…
柚月は恐る恐るドアを開いた
「……!」