君に酔いしれ




「…何の話してんの?」




どうやら蒼くんの口を塞ぐのは遅かったみたいで…



後方から不機嫌な人が1名。



「あ。黒縞くんだ おかえり~!」


「…は?」


「わー、めちゃ怒ってる」


「それ分かってんならさっさと帰れよ。」


浬はそう冷たく言い放って私の腕を乱暴に掴んで、家に入ったかと思えば そのまますぐ2階に連れてかれる


「…っ 浬、、 痛いってば!」


こんなブチ切れてる浬は初めてで、、
しかもこんな日に限って 月海さんも泱くんもいないとか

夕飯の買い出しとか行っちゃったのかな、、


…は、は早く帰ってきて!!!
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