君に酔いしれ
*
浬の部屋に連れてかれ 電気も付けず
日も落ちて薄暗い中、壁にそのまま背中を押し付けられる
「何… なんでそんな怒ってるのか分かんないんだけど」
「お前 アイツと付き合ってんの…?」
「付き合ってないってば」
「じゃあ何でキスされてんの」
「えぇっ!? …な、それは、、えっと…」
急に踏み込んだ話をされるから 声が若干裏返る私。
浬は玄関で話してた内容全部聞いてたみたいだ…
「へぇー… お前って付き合ってもないやつとキスとか出来るんだ。」