君に酔いしれ
中学生になったあたりからこうゆうヒソヒソ話が増えて…
別に浬と幼馴染なだけで仲良くしてる訳じゃないのに
一部の人達からある事ないこと言われてすごい嫌だった。
高校では気を付けてたのに…!
「…ねぇっ! もう、離してってば!」
私は浬の腕を引っ張って引き剥がそうとするけどびくともしない。
「はあ? お前また逃げる気だろ。」
「に、逃げないからっ!
もう とにかく引っ張んないでよ!痛いっ…!」