君に酔いしれ


「お前って本当にチビで 力弱いな」

「…ゔ、、うるさいなぁ!
じゃあ ちょっとは手加減してよね!?」



いつの間にか私の両手首は掴まれ、壁に抑えつけられていて、浬と壁に完全挟まれる。



「そんなんだから すぐ男にちょっかいかけられんだよ」

「…そ、そんな事ないもん!」



「昨日、蒼くんとやらにキスされてたの誰だよ」


「ぅ…」


「あ。 俺にもだったか
癒結って尻軽なの?」


浬は私を馬鹿にする様に、
見下ろしながら言う。
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