君に酔いしれ
*
「はぁー…。」
パックのりんごジュースを飲み切り、深い溜息をつく私。
今は昼放課…
朱音と屋上で過ごしている
「こんな肌寒いのによく外でそんな冷たいもん飲めるね」
「…寒さ気にならないくらい 精神崩壊してるんで、、」
私は遠くを見つめる、、
空は雲ひとつなく清々しいくらい快晴なのに
私の天気は大嵐ですよ…
「…で、今朝はあれから何があったの?♪」
朱音は心無しかニヤニヤしてるけど
全然そんなワクワクうきうきする話ないんだけどな…