君に酔いしれ


親同士が仲が良い事もあって
小さい頃から癒結は俺の隣によくいた。


華奢な身体で色は白く、栗色の透き通るような瞳に
目はクリクリしてて
整った高い鼻に、少し小さい口は笑うと 口角が形良く上がり 笑窪ができる
その綺麗な顔立ち、容姿は 誰もが見惚れる程。


幼いながら 癒結が可愛いなんて事、
充分過ぎるほど 理解していた。


厄介なことは本人はそんな事 無自覚で
無邪気に俺に接してくる所だった
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