君に酔いしれ
大雅はこんな俺の面倒臭い性格の事も
当然知ってる。
気付いたらいつも一緒に居て
ダラダラ適当に過ごしてる
高校も専攻クラスも合わせた訳じゃないけど
たまたま一緒になった。
「癒結が変な男とつるみだすから」
「へぇ~… まぁ、あんだけ可愛かったら
自然と男ついてくるっしょ?
しかも大概お前も変な男だしなっ!」
「うっせ。」
俺は大雅の机をガンっと蹴る
「暴力反対~
って、冗談じゃん?」