君が笑う空の下。


再び瞼が熱くなってきて喉が痛くなる。

我慢出来なくて、私の瞳からは熱い大粒の涙が頬が溢れ出した。


岩瀬が、キスなんかしなければ良かったのに。
なんで期待させるような事をしたのか。



全部、岩瀬のせいなのに――。













気がついたら、私は持っていたポーチを岩瀬に向かって投げていた。


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