本当は怖いグリム童話
輝一「シンデレラ、置いてかれちゃった……」

沙月「ドレスはどこで用意するの?」

私「女の子は母親のお墓に行き、お祈りをする。すると、白い鳥が銀のドレスと靴を持ってきてくれた。それを着て女の子は舞踏会へ行き、王子様は美しい彼女に釘付けになる。継母と姉は、着飾った彼女がシンデレラとは気付かなかった」

輝一「仮にも一緒に暮らしてるのに気付かないって笑えるよね」

私「そして三日目の夜、王子は二日とも女の子に逃げられているため、今夜こそ逃げられないようにするため、女の子が逃げて行った階段にベタベタする罠を用意していた。そして、女の子はそれに気付かずに階段を通った時、金の靴を落として行ったの」

沙月「シンデレラが靴を落としたのは偶然じゃなかったってこと?」

輝一「罠をわざわざ仕掛ける王子にドン引き」

私「そして、王子は「この靴がピッタリ合う人が私の妻だ」と言い、国中の娘に靴を履かせることになった。そして、女の子の屋敷にも靴を持った使者がやって来て、最初に姉が靴を履くことになった。でも、つま先がつっかえて入らない。そこへ継母がナイフを手渡した」
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