本当は怖いグリム童話
いばら姫
私「次に紹介するのはいばら姫!ディズニーだと眠れる森の美女という名前になってるね」

沙月「悪い魔女に呪いをかけられて眠ってしまったお姫様を、王子様がキスをすることで目を覚ますお話でしょ」

輝一「眠った人をキスで起こすって定番なの?」

私「このお話、私すっごく好き!ディズニープリンセスでもオーロラ姫が一番好きなんだよね〜」

輝一「でも、これも怖い話なんだよね?」

私「最初の方は怖くないけど、このお話には続きがあって、そっちが怖いものとなってるんだ」

沙月「じゃあ、最初はロマンチックなんだね。安心……」

私「あらすじを言うと、子どもに恵まれなかった王様とお妃様に待望の女の子が生まれ、お祝いのパーティーが開かれることになったんだ。この国には十三人の魔女が住んでいたんだけど、お祝い用の金の皿が一枚足りないということで一人には声をかけず、パーティーは開催された」

輝一「一人がとんでもない理由でハブられたね」

沙月「他のお皿で対応しちゃダメだったの?」
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