本当は怖いグリム童話
輝一「そりゃあ、悪いことをしたらいつかはバレるよね」

沙月「旦那さん、虫に姿を変えられたりするの?」

私「魔女はカンカンに怒り、その恐怖から夫は「何でもするから見逃してほしい」と言ってしまう。すると魔女は「生まれた子どもを寄越せ」と言い、夫婦の間に女の子が無事に生まれると、ラプンツェルという名前をつけて塔に閉じ込めてしまう」

沙月「子どもに野菜の名前、そのままつけちゃうんだ」

私「魔女はラプンツェルの長い髪をつたって、塔を上り下りしていたんだ。だけど、その様子をラプンツェルを偶然見かけて一目惚れをした王子様が見ていて、魔女と同じように「髪を垂らしておくれ!」と言い、塔の中に入ることができたんだ」

輝一「ついに王子様が登場したね!」

私「ラプンツェルは初めて見た王子様に驚いたものの、王子様を気に入り、魔女に内緒で二人はこっそり塔の中で会うようになった」

沙月「こっそりと会うなんて、何だか素敵!」
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