クールなご主人様は溺愛中
実行委員を、悠くんと。


この空気でずっといるのもやだしなぁ。


「うん、やろう」


さっきの失態から学んで、小声で返す。


そう言うと、ニコッと悠くんは笑った。


「じゃあ、せーの」


2人で一緒に手をあげた。


「「やります」」


快く受け入れてもらえて、私たちは実行委員となった。


「じゃあ、さっそく2人は今日の会議に出席な」


と、突然の予定を入れられた。


ちょっと驚きつつも、返事をしてる悠くんに続いて私も返事をした。


「じゃあ、解散」


先生も満足そうに笑って、ホームルームが終わった。


ということで、学校も終わった。


とりあえず、冬夜くんにメッセージをいれる。


『今日、遅くなるから歩いて帰るね』


まだあっちのクラスは授業中だけど、授業中は通知切ってるって言ってたし、たぶん大丈夫。
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