クールなご主人様は溺愛中
「冬夜くんは、冬夜くんがいたい人といます」
文化祭のあの日、冬夜くんが私に言ってくれた言葉。
「あなたといるのが星野宮くんの望みだって言うの?」
冬夜くんが、そう言ってくれたんだもん。
それを信じたい。
「メイドのくせに!」
それと同時に後ろに倒された。
「っ......」
倒れる、しかもアスファルトだから転んだら絶対痛い。
のに、その衝撃はやってこなかった。
「......お前ら、何してんの」
声の主は、冬夜くんだった。
「星野、宮、くん」
「どうして、ここに......」
「それより、なんだよ、この状況」
冬夜くんが、怒ってる。
本気で、怒ってる。
「二度と里奈に近づくんじゃねぇ。今度危害を加えたら、許さねぇ」
文化祭のあの日、冬夜くんが私に言ってくれた言葉。
「あなたといるのが星野宮くんの望みだって言うの?」
冬夜くんが、そう言ってくれたんだもん。
それを信じたい。
「メイドのくせに!」
それと同時に後ろに倒された。
「っ......」
倒れる、しかもアスファルトだから転んだら絶対痛い。
のに、その衝撃はやってこなかった。
「......お前ら、何してんの」
声の主は、冬夜くんだった。
「星野、宮、くん」
「どうして、ここに......」
「それより、なんだよ、この状況」
冬夜くんが、怒ってる。
本気で、怒ってる。
「二度と里奈に近づくんじゃねぇ。今度危害を加えたら、許さねぇ」