クールなご主人様は溺愛中
エピローグ
「すみません、お見舞いに来たんですけど......」
受付のナースさんにそう伝えれば、目的の部屋番号を教えてもらえる。
ここの病院、来たことあるな......。
昔、お父さんが入院してた頃、ここに来てた。
その時に遊んでた男の子、えーっと、なんだっけ。
綺麗な名前だったのは、覚えてるんだけどなあ。
そういえば、冬夜くんも綺麗な名前だよね......。
......ん?
まさか、あのときの男の子って......。
急いで目的の病室まで行くと、冬夜くんが本を読んでいるのが見えた。
「冬夜くん......?」
遠慮がちに声をかければ、彼が本を閉じてこっちを見る。
「里奈!」
ぱあっと表情を明るくして嬉しそうに私を見る冬夜くんにキュンとしてしまう。
受付のナースさんにそう伝えれば、目的の部屋番号を教えてもらえる。
ここの病院、来たことあるな......。
昔、お父さんが入院してた頃、ここに来てた。
その時に遊んでた男の子、えーっと、なんだっけ。
綺麗な名前だったのは、覚えてるんだけどなあ。
そういえば、冬夜くんも綺麗な名前だよね......。
......ん?
まさか、あのときの男の子って......。
急いで目的の病室まで行くと、冬夜くんが本を読んでいるのが見えた。
「冬夜くん......?」
遠慮がちに声をかければ、彼が本を閉じてこっちを見る。
「里奈!」
ぱあっと表情を明るくして嬉しそうに私を見る冬夜くんにキュンとしてしまう。