クールなご主人様は溺愛中
冬夜くんが私のベッドに座りながら、一緒に聞いている。
2人して柴崎さんに起こされたのが5分前くらい。
「クマも酷いですし、睡眠は取ってください」
「......はい」
お医者さんと柴崎さんが出ていって、冬夜くんと2人になる。
さっきから黙ってしまっている冬夜くんにどうしても話しかけることが出来ない。
「......里奈」
「うん?」
冬夜くんは、目を合わせてくれない。
「俺の夜食、もういいから」
「えっ」
「もう、作らなくてもいいから」
「......なんで」
動揺してる自分に驚いた。
いつの間にか、あの時間は私にとってそれほどまでに大切なものになっていたみたい。
たった、2週間なのに。
「なんで、作っちゃダメなの......?」
2人して柴崎さんに起こされたのが5分前くらい。
「クマも酷いですし、睡眠は取ってください」
「......はい」
お医者さんと柴崎さんが出ていって、冬夜くんと2人になる。
さっきから黙ってしまっている冬夜くんにどうしても話しかけることが出来ない。
「......里奈」
「うん?」
冬夜くんは、目を合わせてくれない。
「俺の夜食、もういいから」
「えっ」
「もう、作らなくてもいいから」
「......なんで」
動揺してる自分に驚いた。
いつの間にか、あの時間は私にとってそれほどまでに大切なものになっていたみたい。
たった、2週間なのに。
「なんで、作っちゃダメなの......?」