クールなご主人様は溺愛中
冬夜くんに渡されたお金を持ち、不安になりながらサイズを測ってもらおうと店員さんに声をかける。
それが終わると、言われるままのサイズで選ぶ。
買って出てくるとほっと一息ついた。
「あ、これ、おつり」
「......いらね。お前の小遣いにしろよ」
結構な額が余ったから、本気で返されて欲しいんだけどな......。
「お願い、返されてよ」
「俺に言いづらい買い物もあるだろ」
「それなら、私が貯めたお金で......」
「服を買えないような額でか?」
「......」
こうなった、あんまり言いたくはなかったけど......!
「じゃあ、また、このお金は私に使うってことで冬夜くんが持ってて」
もちろん、本気でそんなこと思ってない。
お釣りを返すための小さな小さな嘘。
それが終わると、言われるままのサイズで選ぶ。
買って出てくるとほっと一息ついた。
「あ、これ、おつり」
「......いらね。お前の小遣いにしろよ」
結構な額が余ったから、本気で返されて欲しいんだけどな......。
「お願い、返されてよ」
「俺に言いづらい買い物もあるだろ」
「それなら、私が貯めたお金で......」
「服を買えないような額でか?」
「......」
こうなった、あんまり言いたくはなかったけど......!
「じゃあ、また、このお金は私に使うってことで冬夜くんが持ってて」
もちろん、本気でそんなこと思ってない。
お釣りを返すための小さな小さな嘘。