クールなご主人様は溺愛中
レシピ本を見ながら丁寧に作っていく。
難しいなと思いつつも、冬夜くんがそれを食べて笑ってくれると思うと楽しかった。
時計が6時半くらいを指した頃、ハンバーグを焼き始めた。
「お、いい匂い」
部屋から出てきたと思ったら、どこか表情が緩んでる。
「俺も作る」
そう言われて、驚いたけどすぐに作り方を教えた。
「適当にとったら空気を抜いて......」
「どうやって抜くんだ?」
そんな質問を、私もさっき入れた知識で返す。
「そーそ。で、ここ置いてくぼませて......」
こんなの、絶対いつもの家にいたらできなかった。
そう思うと、この時間がとても大切なものに思えてなんだか嬉しかった。
「よし、できた!」
「お、美味そ」
嬉しそうに冬夜くんがお皿を持ってきてくれる。
難しいなと思いつつも、冬夜くんがそれを食べて笑ってくれると思うと楽しかった。
時計が6時半くらいを指した頃、ハンバーグを焼き始めた。
「お、いい匂い」
部屋から出てきたと思ったら、どこか表情が緩んでる。
「俺も作る」
そう言われて、驚いたけどすぐに作り方を教えた。
「適当にとったら空気を抜いて......」
「どうやって抜くんだ?」
そんな質問を、私もさっき入れた知識で返す。
「そーそ。で、ここ置いてくぼませて......」
こんなの、絶対いつもの家にいたらできなかった。
そう思うと、この時間がとても大切なものに思えてなんだか嬉しかった。
「よし、できた!」
「お、美味そ」
嬉しそうに冬夜くんがお皿を持ってきてくれる。