お姫様は自由に恋がしたい。
一人っ子で、この国唯一の姫。
私の夫となれば時期国王となれる。
群がる男はその座を狙うものばかりよ。
それでいてもうこんな歳なのに
恋愛の話が出て来ない私。
お父様も焦りを感じていてもおかしくない。
後継に関わることですもの。
「パーティーって嫌いよ。
私の中身を知ろうとしてる人
なんていないわ。」
「そんなことないですよ姫様!
美しいリアナン様を精一杯
着飾れますからね。
私共は幸せです。」