お姫様は自由に恋がしたい。

「そういうところも可愛らしいです。」

ふふっとラナは笑う。


「本当に違うのよ!」


私は赤面しながらいう。


「リアナン様を落とすなんて彼、剣の才能だけでなくやりますね‥」


寝室に着くまで彼の話が続き、恥ずかしくてしょうがない。

私の言葉届いてないのかしら。



寝室に着くとラナはすぐに部屋を後にした。


「おやすみなさい、ラナ」
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