生きる理由をキミに沈めて、笑顔で私を忘れてください
橋に座って、海の風に当たってみて思う。
私の人生、なんかつまんなかったな…
家族を失って、
重い病気を患って…
今のカゾクは、
私が中学3年生の頃から住まわせてもらってる。
私が10歳だった頃に母親は病気で他界した、
母親がいなくなり、父も兄弟もいなかった私は、
かな世界に1人取り残されてしまった。
やってきた母のお姉さんの家では、
とにかく酷い扱いを受けた。
毎日のようにオヤには暴力を振られ、
同い年のナナには、酷い嫌がらせを受けていた。
よく体調不良を起こしていた私は、
最近特に調子が悪く、
体育の授業で学校で倒れたまま、病院へと運ばれた。
そこで告げられたのは、脳のがんだった。