Amour e’ternel
ルイはその場に跪き、真っ直ぐにフランソワーズを見つめる。そして、震える口を開いた。

「Veuxーtu m’e`pouser?(結婚してくれませんか?)」

そう言った刹那、フランソワーズがルイに抱き付く。そして唇が重なった。

「もちろんよ!二人で幸せになりましょう!」

ルイは、用意していた指輪をそっとフランソワーズの指に嵌める。ダイヤモンドが入った指輪を嬉しそうに見つめるフランソワーズは、まるでお姫様のように美しくルイには見えた。



それから一年後、街の教会でルイとフランソワーズは祭壇の前に立ち、愛を誓い合う。これから家族として歩み、愛を深めて、互いに年を取っていくのだ。

「健やかなる時も、病める時も、互いを愛することを誓いますか?」

「誓います」

互いに答えた後、二人の唇が重なる。厳かな雰囲気の教会に二人を祝福する拍手が響き、タキシードを着たルイは、ウェディングドレスを着たフランソワーズの手を取り、歩いて行く。

「生まれ変わってもまた一緒になりたい」

二人は同時に呟き、笑い合った。
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