君は、幸せな人魚姫になった
二人で行きたいところを電話で相談し、カフェでお茶をしたり、映画を見に行ったり、水族館や遊園地も足を運び、はしゃぐ。ずっと勉強しかしてこなかった帆高にとって、みずきと一緒に行く場所や過ごす時間は、まるで夢の世界のように感じ、それと同時にみずきの生きられる時間が少ないなど、嘘のように思えてしまう。
「えへへ、こういうの初めてで照れちゃうね」
夏の夜、帆高はみずきを自分の住んでいるアパートに招待した。所謂お泊まりデートというやつだ。
帆高は練習したカレードリアとサラダを振る舞い、みずきは「おいしい!青山くん、私より料理の才能あるんじゃない?」と喜び、帆高はおいしそうに食べてくれるみずきを微笑みながら見つめ、皿洗いを済ませた後、みずきの買ってきてくれたアイスを食べ、それぞれお風呂に入る。
「お風呂ありがと〜!」
先にみずきにお風呂に入ってもらったのだが、お風呂から出てきたみずきを見て、帆高の心臓は破裂してしまいそうなほど高鳴り、顔に熱が集まっていくのがわかる。
「えへへ、こういうの初めてで照れちゃうね」
夏の夜、帆高はみずきを自分の住んでいるアパートに招待した。所謂お泊まりデートというやつだ。
帆高は練習したカレードリアとサラダを振る舞い、みずきは「おいしい!青山くん、私より料理の才能あるんじゃない?」と喜び、帆高はおいしそうに食べてくれるみずきを微笑みながら見つめ、皿洗いを済ませた後、みずきの買ってきてくれたアイスを食べ、それぞれお風呂に入る。
「お風呂ありがと〜!」
先にみずきにお風呂に入ってもらったのだが、お風呂から出てきたみずきを見て、帆高の心臓は破裂してしまいそうなほど高鳴り、顔に熱が集まっていくのがわかる。