離婚前夜に身ごもったら、御曹司の過保護な溺愛に捕まりました
楓花を産めた喜びはあるが、同時に彼に女としてちゃんと認められたい不安もある。
智秋は私の質問の意味が一瞬わからなかったらしく、きょとんと目を丸くしてからやっと理解したように吹き出した。
「困ったな、咲良がかわいすぎる。気にしてたんだ?」
「気にするよ……」
「きれいだって最初に言えばよかったよ」
お腹から太ももへ滑る指が私の不安を拭い去る。
「笑ってごめんな。咲良にとっては大事な話なんだろうけど、本当に気にしてなかった。君はあの夜よりもっときれいになったよ。全身に俺の痕をつけて赤く染めたくなる」
「楓花とお風呂に入れなくなっちゃうからだめ」
智秋は私の質問の意味が一瞬わからなかったらしく、きょとんと目を丸くしてからやっと理解したように吹き出した。
「困ったな、咲良がかわいすぎる。気にしてたんだ?」
「気にするよ……」
「きれいだって最初に言えばよかったよ」
お腹から太ももへ滑る指が私の不安を拭い去る。
「笑ってごめんな。咲良にとっては大事な話なんだろうけど、本当に気にしてなかった。君はあの夜よりもっときれいになったよ。全身に俺の痕をつけて赤く染めたくなる」
「楓花とお風呂に入れなくなっちゃうからだめ」