いつまでも君を
鵜野君
今日は学校で席替えの日だった。

鵜野君の隣になるのを楽しみにしてた!!……のに、鵜野君は愛の隣。
よりによって愛の隣とは……

私の隣は若木允君。鵜野君と仲が良い。どうせなら、鵜野君が良かったよー!!!

「鈴野ーよろしくな」「……よろしく」
素直に言えなかった。
「嫌だー!!!鵜野君ったらエッチなんだから!!!」

「ぉい!!!男はみんなエロいんだぞ!!!」

……愛ったら、でれでれしちゃって!!!!鵜野君も鵜野君だよ!!!!

キーンコーンカーンコーン

ガタガタ
「鈴野ー放課後さ、教室に残って!!!!」

「ぇっ??ぅん!!」

鵜野君に話しかけられた。
何だろう??告白??
…なんちゃって☆
女に興味なさそうだし!!!
嬉しかったケドね!!
「ちょっと呼び出されたぐらいで調子のんなよ」

誰かに言われた…
愛かな??
すっごい睨まれたし…
この野郎!!!いまに見てろ(´∀`)

ーー放課後ーー
鵜野君の話って何かな???
ドキドキしちゃうよ
「あのさ…電話番号…教えてくれる??」

「えっ???私の??」

「うん。今日、電話したいから」

「…分かった。番号はーー」

「ありがとう☆じゃーな!!!」

「うん!!!バイバイ」

鵜野君に番号聞かれちゃった!!!!
嬉しい!!!
夜が楽しみだー!!!

ーーねぇ優。
あの頃の私達はただ、がむしゃらにいきてたよね。
私すごく幸せだった
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