首取り様1
美樹が家の前にたどり着く。
「明宏の部屋は2階なんだけど、どうやって入ろうか」
美樹が戸惑った様子でこちらを振り向いたときだった。
美樹の後方に黒い化け物の姿が見えたのだ。
化け物は待ち構えていたように庭先から出現し、刃物になった両腕を高く掲げている。
「美樹、しゃがめ!!」
大輔が叫ぶ。
「え?」
美樹は何事か理解できずに目を丸くする。
大輔は構わずバッドを振り上げた。
グシャッ!!
大輔がバッドを振り下ろすのと、美樹がしゃがんだのはほぼ同時。
バッドは美樹の後方にいた化け物直撃していた。
化け物は「ギャッ!」と声を上げて倒れ込む。
大輔は倒れた化け物に2度3度とバッドを振り下ろした。
「大丈夫?」
ようやく我に返った佳奈は美樹に手をかして、引き起こした。
こんなところに黒い化け物が潜んでいるなんて思っていなかった。
「明宏の部屋は2階なんだけど、どうやって入ろうか」
美樹が戸惑った様子でこちらを振り向いたときだった。
美樹の後方に黒い化け物の姿が見えたのだ。
化け物は待ち構えていたように庭先から出現し、刃物になった両腕を高く掲げている。
「美樹、しゃがめ!!」
大輔が叫ぶ。
「え?」
美樹は何事か理解できずに目を丸くする。
大輔は構わずバッドを振り上げた。
グシャッ!!
大輔がバッドを振り下ろすのと、美樹がしゃがんだのはほぼ同時。
バッドは美樹の後方にいた化け物直撃していた。
化け物は「ギャッ!」と声を上げて倒れ込む。
大輔は倒れた化け物に2度3度とバッドを振り下ろした。
「大丈夫?」
ようやく我に返った佳奈は美樹に手をかして、引き起こした。
こんなところに黒い化け物が潜んでいるなんて思っていなかった。