彼、予約済みです。
2人で帰ることにしたのはいいけど、何を話したらいいかわからなくて黙ってしまう。
(どうしよう、どうしよう〜!)
「⋯⋯日南さんさ」
「は、はいっ!?」
急に声をかけられ驚き、大きな声が出てしまった。
「毎朝俺と同じ電車に乗ってるよね?」
「へっ?」
湊さんが私のことを覚えていてくれてたとは思ってもみなくて間抜けな返事をしてしまった。
「あれ、違った?」
「お、同じ電車に乗ってます!」
「やっぱり?よかった、日南さんが俺のこと覚えててくれて」
それはこっちのセリフです、湊さん。
「そっか⋯⋯は〜⋯⋯」
「み、湊さんっ!?」
急に湊さんがしゃがみ込むので驚いてしまう。
「よかった⋯⋯」
「な、何がですか?」
「だってこの前電車で合コンに行くって話してたでしょ。よかった、俺がいるやつで」
言っていることの意味がわからなくて硬直する。
「日南さん、彼氏って俺でもアリ?」
「⋯⋯へ?」
(どうしよう、どうしよう〜!)
「⋯⋯日南さんさ」
「は、はいっ!?」
急に声をかけられ驚き、大きな声が出てしまった。
「毎朝俺と同じ電車に乗ってるよね?」
「へっ?」
湊さんが私のことを覚えていてくれてたとは思ってもみなくて間抜けな返事をしてしまった。
「あれ、違った?」
「お、同じ電車に乗ってます!」
「やっぱり?よかった、日南さんが俺のこと覚えててくれて」
それはこっちのセリフです、湊さん。
「そっか⋯⋯は〜⋯⋯」
「み、湊さんっ!?」
急に湊さんがしゃがみ込むので驚いてしまう。
「よかった⋯⋯」
「な、何がですか?」
「だってこの前電車で合コンに行くって話してたでしょ。よかった、俺がいるやつで」
言っていることの意味がわからなくて硬直する。
「日南さん、彼氏って俺でもアリ?」
「⋯⋯へ?」