彼、予約済みです。
第三章【縮まる距離】
第一節【夏の熱さ】
「夏だ、海だー!」
そう叫んでいるのは親友のすみちゃん。
私たちは今日、四人で海に来ている。
メンバーはもちろん、私とすみちゃん、そして湊さんとすみちゃんの彼氏のハルさん。
「むむむ⋯⋯」
「どったの?ハル」
「澄空、その水着露出多くない?」
「わははっハルがお父さんみたいなこと言ってるー!」
仲のいい二人を見ていると自然と笑みがこぼれてくる。
「ごめんね、日南さん。急に誘って」
「いえ!受験勉強の息抜きにはちょうどよかったです!」
そう、一応私たちは高校三年生、受験生なのだ。
「あはは、そりゃよかった」
(⋯⋯にしてもやっぱり水着の破壊力すごいなあ)
私は湊さんの水着姿にこんなにドギマギしているのに湊さんは私の水着姿には何も思わないのだろうか。
「はぁ⋯⋯」
そう叫んでいるのは親友のすみちゃん。
私たちは今日、四人で海に来ている。
メンバーはもちろん、私とすみちゃん、そして湊さんとすみちゃんの彼氏のハルさん。
「むむむ⋯⋯」
「どったの?ハル」
「澄空、その水着露出多くない?」
「わははっハルがお父さんみたいなこと言ってるー!」
仲のいい二人を見ていると自然と笑みがこぼれてくる。
「ごめんね、日南さん。急に誘って」
「いえ!受験勉強の息抜きにはちょうどよかったです!」
そう、一応私たちは高校三年生、受験生なのだ。
「あはは、そりゃよかった」
(⋯⋯にしてもやっぱり水着の破壊力すごいなあ)
私は湊さんの水着姿にこんなにドギマギしているのに湊さんは私の水着姿には何も思わないのだろうか。
「はぁ⋯⋯」