彼、予約済みです。
「それじゃあ女子から自己紹介していきますねー」
合コンらしく自己紹介から始まった。
まず最初は幹事のすみちゃんから。
「夏本澄空、高3です!彼氏持ちです!よろしくお願いしまーす!」
「澄空は俺の彼女だから手ぇ出すなよな!」
そうすみちゃんの彼氏が他の男性に牽制をする。
「じゃあ次、実栗だよ」
「えっ」
どうやら順番のようですみちゃんの隣に座っていた私に早速回ってきた。
「え、えっと、日南実栗です。よろしくお願いしましゅっ」
⋯⋯噛んでしまった。
「実栗ちゃん可愛いー!」
「あはは⋯⋯」
噛んでしまったことに落ち込んでいるとすぐに男の人の自己紹介が始まった。
「俺は七海晴也!俺こそが澄空の彼氏だ!」
「ちょ、ハル恥ずかしいからやめて」
珍しくすみちゃんが照れているのを見て微笑ましく思っているとすぐにあの人の番になった。
「湊優海です。大学一年です。よろしくお願いします」
湊さん。
名前まで爽やかなんて。
諦めるために来たのにもっと好きになってしまう。
「好きすぎて無理⋯⋯」
合コンらしく自己紹介から始まった。
まず最初は幹事のすみちゃんから。
「夏本澄空、高3です!彼氏持ちです!よろしくお願いしまーす!」
「澄空は俺の彼女だから手ぇ出すなよな!」
そうすみちゃんの彼氏が他の男性に牽制をする。
「じゃあ次、実栗だよ」
「えっ」
どうやら順番のようですみちゃんの隣に座っていた私に早速回ってきた。
「え、えっと、日南実栗です。よろしくお願いしましゅっ」
⋯⋯噛んでしまった。
「実栗ちゃん可愛いー!」
「あはは⋯⋯」
噛んでしまったことに落ち込んでいるとすぐに男の人の自己紹介が始まった。
「俺は七海晴也!俺こそが澄空の彼氏だ!」
「ちょ、ハル恥ずかしいからやめて」
珍しくすみちゃんが照れているのを見て微笑ましく思っているとすぐにあの人の番になった。
「湊優海です。大学一年です。よろしくお願いします」
湊さん。
名前まで爽やかなんて。
諦めるために来たのにもっと好きになってしまう。
「好きすぎて無理⋯⋯」