人生を小説にするならば。
あんなに辛かった小学生の期間も、今となってはあって良かった、なければならないものだった、と胸を張って言える。


あの時がなければ、今の私はいないと思うから。

成功しても、失敗しても、全て私の人生なのだから。

私の人生を決めるのは、私だから。




人生は死ぬまで続く。


それなら、死ぬまでの人生の一部でも切り取ってこの世のどこかにいるごく普通の少女の人生を小説にしてみてもいいのではないだろうか。
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