人生を小説にするならば。
「どうして、君の事を好きでもない私が、あなたと付き合わなきゃいけないわけ?そもそも、私たちそんなに仲良くなかったよね?好きになる理由がわからない。」


私の罵倒は止まらなかった。


「あなたは、私と関わりがないのに好きになった。しかも私はあなたに全然興味がない。そんな人から好きだなんて言われても、気持ちが悪い、としか返せないに決まってない?」


もう、取り返しつくはずがなかった。


告白してきた子は泣き崩れた。
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