首取り様3
「うん……」
2人は地蔵の首についてしまった慎也と美樹に視線を向けた。
そこには大切な人たちの首がある。
それは春香にとっても同じことだった。
「だから、ガイコツを探し出すことだって当然のことなんだよ」
「……ありがとう春香」
春香と気まずくなり、1人で頑張らないといけないと思っていた。
でも違ったんだ。
これから先も同じように気まずくなることがあるだろう。
けれど、それでも一緒にいるのが自分たち6人なんだと再確認させられた。
「じゃあ行こう。早くしないと真夜中になる」
明宏に急かされて、2人は我に返った。
次は空き地を探す番だ。
人数も道具もあるけれどそう簡単には見つからないだろう。
「わかった、行こう」
佳奈はそう言い、あるき出したのだった。
2人は地蔵の首についてしまった慎也と美樹に視線を向けた。
そこには大切な人たちの首がある。
それは春香にとっても同じことだった。
「だから、ガイコツを探し出すことだって当然のことなんだよ」
「……ありがとう春香」
春香と気まずくなり、1人で頑張らないといけないと思っていた。
でも違ったんだ。
これから先も同じように気まずくなることがあるだろう。
けれど、それでも一緒にいるのが自分たち6人なんだと再確認させられた。
「じゃあ行こう。早くしないと真夜中になる」
明宏に急かされて、2人は我に返った。
次は空き地を探す番だ。
人数も道具もあるけれどそう簡単には見つからないだろう。
「わかった、行こう」
佳奈はそう言い、あるき出したのだった。