一途な淫魔の執着愛〜俺はお前しか一生抱かない〜

 あまりの勢いに身体が揺さぶられ、ギシギシとソファーがしなり身体が落ちそうになるのを洸夜が抱きとめてくれた。しっとりと濡れた肌と肌がぴたりと重なり、洸夜の心臓の音が振動で伝わってくる。どくどくと自分と同じくらいの鼓動の速さに嬉しくなった。あぁ、自分はこんなにもこの男に愛されているのだと。
 打ち付けてくる腰の動きはラストスパートをかけるように早く、激しく打ちつける。揺さぶられる身体は脳までも揺さぶり思考回路をダメにする。本当に洸夜の腕の中では何も考えられない。唯一考えられるのはこの男に抱かれることが気持ちよくて、幸せでこの男が愛おしくて、好きだと言うこと。つまり洸夜の事しか考えられないのだ。
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