一途な淫魔の執着愛〜俺はお前しか一生抱かない〜
「さ、寒すぎぃぃぃぃ〜!」
「た、確かにコレはめっちゃ寒いわね。でも大丈夫、ここでお助けアイテムホッカイロと足元用ヒーターを準備したわ。お兄ちゃんの私物よ!」
業務用テーブルに赤い布を掛け、その下にお客さん側からは見えないように小さなヒーターが設置されている。カチッとスイッチを入れるとブオーっとゆっくり温かい風が出てきた。
「あ〜小さいけど結構あったかい。コレなかったら泣いてたわ」
「じゃあ、私の素敵な男との出会いのために路上販売頑張るわよ〜!」
あ、そうでしたか。だからコスプレにも気合が入ってるってわけだと納得。