一途な淫魔の執着愛〜俺はお前しか一生抱かない〜
「ん、……んっ……」
甘い声が徐々に増えていく。抑えようがないくらいに気持ちが良い。
「日和を初めて抱いた時のことを思い出すな。日和とのセックスは全部覚えてる」
もう、欲しい……そう言いそうになるまで焦らされた所で洸夜の指が日和の秘溝に触れた。触れただけなのに腰が浮きそうになるくらいの衝撃だった。
全然違う。あんなに悠夜に触られ痛かったのに、洸夜に触れられると蕩けるような感覚で甘い蜜が溢れ出してくる。
悠夜に触れられたのはほんの少し、押し倒されたが痛いと泣きじゃくる日和を見て元は心優しい人だからか直に止めてくれた。もう既に悠夜はいない。日和の頭の中も身体に感じる熱も全て洸夜しか感じない。
「もう、誰にも触らせない。俺が一生守るから」
身体が燃えるように熱い。今まで付き合ってきた何人かの男の一生なんて言葉は全く信じられなかったのに、洸夜の一生という言葉はすぅっと身体の中に吸収されていく。五歳の時からずっと一途に日和だけを求めてくれてい洸夜の言葉だから、真っ直ぐに日和を見つめてくれる洸夜だから信じられるのだ。