ずっと好き
仲直り
ピンポーン
「はーい」
「こんにちは」
「あら、廉!久しぶりね。どうしたの?」
「あの、隼人居ますか?」
「部屋にいるけど呼んでくるかい?」
「いや、お邪魔してもいいですか?」
「いいわよ」
「お邪魔します。」
コンコン
「はい」
「おう、」
「廉」
「ちょっと入っていいか?」
「あぁ。」
「絶交なんて言いすぎたごめんな。俺ずっと後悔してたし今日珍しく学校に来なかったから心配してた。」
「いいよ。」
「一つ聞いても良いか?」
「あぁ。」
「なんであの時咲希の事信じなかったんだ。」
「彼女が好きだったから」
「それ以外に理由があるんだろ?全部話してくれ」
「実は、俺、癌なんだ。」
「え、、」
「二十歳まで生きられない。高校も卒業できるかもわからない。最近体調も良くない日が多くてこれから学校を休みがちになると思う。」
「嘘だよな?」
「嘘なんてついてない。嫌われようと思った。
咲希は昔からすぐ悩む性格だし悲しいことがあるとすぐ泣く。
咲希は俺らの事誰よりも好きでいてくれている。
病気になって二十歳まで生きられないって言ったら咲希泣いて絶対学校に来なくなる。
俺の癌は小さい頃に見つかって手術のため転校した。
心配かけたくなくて言えずに転校した。俺だって二人に会いたいって思ってた。
だからこの学校に転校してきた。」
「そうだったんだな。手術したのになんで」
「手術は成功したけどこの前また再発した。
大きくなってきて手術ではもうどうにもできないって言われた。
だから嫌われようと思って彼女を作って咲希を避けていた。
あの日彼女と咲希が話してる会話全部聞こえていた。咲希は悪くないって知ってた。
でもこれが嫌われチャンスだと思った。」
「色々一人で抱え込んでたんだな。気づいてやれなくてごめんな。でも最後の高校生活楽しもうよ。咲希は隼人が転校して行った日からずっと悲しい顔してたけど隼人がまた帰ってきてくれて咲希ずっと嬉しそうにしてる。俺らが絶交した日からまた元気がなくなってきて俺も後悔してたからこうやって会いに来た。」
「俺また皆と仲良くなりたい。けど、まだ病気のことは咲希には話さないでほしい。」
「分かった。約束するよ。」
二人はこの日仲直りと同時に約束した。
「はーい」
「こんにちは」
「あら、廉!久しぶりね。どうしたの?」
「あの、隼人居ますか?」
「部屋にいるけど呼んでくるかい?」
「いや、お邪魔してもいいですか?」
「いいわよ」
「お邪魔します。」
コンコン
「はい」
「おう、」
「廉」
「ちょっと入っていいか?」
「あぁ。」
「絶交なんて言いすぎたごめんな。俺ずっと後悔してたし今日珍しく学校に来なかったから心配してた。」
「いいよ。」
「一つ聞いても良いか?」
「あぁ。」
「なんであの時咲希の事信じなかったんだ。」
「彼女が好きだったから」
「それ以外に理由があるんだろ?全部話してくれ」
「実は、俺、癌なんだ。」
「え、、」
「二十歳まで生きられない。高校も卒業できるかもわからない。最近体調も良くない日が多くてこれから学校を休みがちになると思う。」
「嘘だよな?」
「嘘なんてついてない。嫌われようと思った。
咲希は昔からすぐ悩む性格だし悲しいことがあるとすぐ泣く。
咲希は俺らの事誰よりも好きでいてくれている。
病気になって二十歳まで生きられないって言ったら咲希泣いて絶対学校に来なくなる。
俺の癌は小さい頃に見つかって手術のため転校した。
心配かけたくなくて言えずに転校した。俺だって二人に会いたいって思ってた。
だからこの学校に転校してきた。」
「そうだったんだな。手術したのになんで」
「手術は成功したけどこの前また再発した。
大きくなってきて手術ではもうどうにもできないって言われた。
だから嫌われようと思って彼女を作って咲希を避けていた。
あの日彼女と咲希が話してる会話全部聞こえていた。咲希は悪くないって知ってた。
でもこれが嫌われチャンスだと思った。」
「色々一人で抱え込んでたんだな。気づいてやれなくてごめんな。でも最後の高校生活楽しもうよ。咲希は隼人が転校して行った日からずっと悲しい顔してたけど隼人がまた帰ってきてくれて咲希ずっと嬉しそうにしてる。俺らが絶交した日からまた元気がなくなってきて俺も後悔してたからこうやって会いに来た。」
「俺また皆と仲良くなりたい。けど、まだ病気のことは咲希には話さないでほしい。」
「分かった。約束するよ。」
二人はこの日仲直りと同時に約束した。