ずっと好き
再会
あの日から9年が経ち、私森山咲希は高校二年生になった。
私は朝が苦手なため目覚まし時計と携帯のアラームで目が覚める。
今日はクラス発表の日、私は凛と同じクラスになることを祈って学校へ行く準備をし始める。
柏崎凛は中学の時からの親友で毎朝迎えに来てくれて私のことをよく理解してくれて、唯一はーくんのことを知っている一人でもある。
いつものように凛が家に迎えに来てくれて一緒に学校へ向かう。
「咲希は本当に朝弱いなぁ」
「凛が強すぎなんだよ」
「あ、そういえば今日転校生来るっぽいよ。同じクラスかな」
「そうなんだ。」
「イケメンかなぁ」
「凛彼氏いるのにそんなこと言っていいの?」
「かっこいいって言うだけいいでしょ?」
「まぁね」
「幼馴染のことはもう忘れて彼氏作らないともう高校生活あっという間に終わっちゃうよ?」
「わかってるんだけどね、、」
私はあの日から一度もはーくんのことを忘れたことはなかった。
何も言わずに転校して行ったから怒りもあったけど悲しみと寂しさの方が大きかったし今でも会いたいと思っている。
会ってなんで言ってくれなかったのかを彼の口から聞きたい。
こんな話をしていたらあっという間に学校に着きクラスが玄関に張り出されていてクラスを探していると凛とクラスが一緒になってるのを確認して一緒に教室に向かった。
「おい!咲希!同じクラスになったから卒業までよろしくな!」
「また一緒かよ」
「またってなんだよ!俺ら幼馴染じゃん」
「れっくん」
「ん?」
「朝からうるさい」
「本当に昔から朝弱いなぁ」
今話しかけてきたのは小さい頃からの幼馴染の一人のれっくんこと林廉。
れっくんは明るい性格で顔も良くみんなの人気者ではーくんのことがあってから私のことを常に気にかけてくれる。
「席につけー。今日から二年間このクラスの担任になった大崎聡だ。みんなよろしくな。」
三年間同じクラスで同じ担任って本当についてないなぁ。
「今日この学校に転校生が来てここのクラスの一員になる人が来てるか紹介するな。入っていいぞ」
入ってきた転校生を見てびっくりした。
「北海道から来た中村隼人だ。簡単に自己紹介いいか?」
「はい。北海道から来ました中村隼人です。よろしくお願いします。」
「席はあの空いてるとこに座ってくれ」
「はい」
え、嘘でしょ。なんで。なんで転校生がはーくんなの。
そう、今日来たこの転校生が9年前突然転校して忘れられなかった中森隼人
HRが終わり私は凛とれっくんを呼び出した。
「凛、今日来た転校生が前に話してた幼馴染のはーくんなの」
「え!よかったじゃん!!」
「う、うん。」
「廉もよかったね!」
「俺は未だに許せない。」
「れっくん。」
「咲希、廉、ちゃんと話した方が良いんじゃない?」
「れっくんどうする?」
「今日の放課後ちゃんと話そう。」
「うん。わかった。」
正直放課後が近づくにつれて緊張してきて授業に全く集中できなかった。
放課後になるまではーくんにはれっくんも私も話しかけなかった。
いや、話しかけれなかった。
なんて声をかけていいか分からないまま遂に放課後になってしまった。
「凛今日は先に帰っててくれる?」
「分かったよ。ちゃんと話してくるんだよ」
「わかった。」
凛に一緒に帰れないことを言った後にれっくんの所に行ったらはーくんと話していた。
「咲希行こうか。」
「うん。」
そして私たち三人は屋上へと行った。
なんて話そうかずっと考えていたけど思いつかずにとっさに出た言葉は、
「はーくん。久しぶり!元気だった?」
無理に笑顔を作り元気に振舞った。
「隼人元気だったか」
「咲希、廉、久しぶりだな。元気だったよ」
「ねぇ、はーくん。聞いてもいい?」
「うん。」
「なんであの時何も言わずに転校したの?」
「ごめん。」
「謝って欲しい訳じゃない。俺らはずっと心配だったし俺は何も言わずに転校した隼人がずっと許せなかった。」
「ずっと心配だったの。」
「親の離婚とか色々あって大変でお前らに心配かけたくなくて言えなかった。また東京に戻ってこれたのは親が再婚したから」
「そうだったんだね。」
「でも、それでも俺らに一言言ってほしかった。」
「ごめん。」
「これからまたあの時みたいに一緒に居られる?」
「二人が良ければ」
「れっくんいいよね?咲希はまた三人仲良くしたい。だって幼馴染だし、小さい頃
約束したじゃん。ずっと一緒って。」
「そうだな。もう勝手に居なくなるなよ」
「おう、またよろしくな」
「うん!!ねぇ久しぶりに咲希の家に来てご飯食べてかない?」
「久しぶりに咲希のお母さんに会いたいし行く」
「俺は昨日ぶりだけど久しぶりに三人集まったし行こうかな」
「よし、決まり!行こ!!」
9年ぶりに三人が揃ってあの話し合いが終わってからも話が止まらなかった。
もう離れたくないって心から思った。
私は朝が苦手なため目覚まし時計と携帯のアラームで目が覚める。
今日はクラス発表の日、私は凛と同じクラスになることを祈って学校へ行く準備をし始める。
柏崎凛は中学の時からの親友で毎朝迎えに来てくれて私のことをよく理解してくれて、唯一はーくんのことを知っている一人でもある。
いつものように凛が家に迎えに来てくれて一緒に学校へ向かう。
「咲希は本当に朝弱いなぁ」
「凛が強すぎなんだよ」
「あ、そういえば今日転校生来るっぽいよ。同じクラスかな」
「そうなんだ。」
「イケメンかなぁ」
「凛彼氏いるのにそんなこと言っていいの?」
「かっこいいって言うだけいいでしょ?」
「まぁね」
「幼馴染のことはもう忘れて彼氏作らないともう高校生活あっという間に終わっちゃうよ?」
「わかってるんだけどね、、」
私はあの日から一度もはーくんのことを忘れたことはなかった。
何も言わずに転校して行ったから怒りもあったけど悲しみと寂しさの方が大きかったし今でも会いたいと思っている。
会ってなんで言ってくれなかったのかを彼の口から聞きたい。
こんな話をしていたらあっという間に学校に着きクラスが玄関に張り出されていてクラスを探していると凛とクラスが一緒になってるのを確認して一緒に教室に向かった。
「おい!咲希!同じクラスになったから卒業までよろしくな!」
「また一緒かよ」
「またってなんだよ!俺ら幼馴染じゃん」
「れっくん」
「ん?」
「朝からうるさい」
「本当に昔から朝弱いなぁ」
今話しかけてきたのは小さい頃からの幼馴染の一人のれっくんこと林廉。
れっくんは明るい性格で顔も良くみんなの人気者ではーくんのことがあってから私のことを常に気にかけてくれる。
「席につけー。今日から二年間このクラスの担任になった大崎聡だ。みんなよろしくな。」
三年間同じクラスで同じ担任って本当についてないなぁ。
「今日この学校に転校生が来てここのクラスの一員になる人が来てるか紹介するな。入っていいぞ」
入ってきた転校生を見てびっくりした。
「北海道から来た中村隼人だ。簡単に自己紹介いいか?」
「はい。北海道から来ました中村隼人です。よろしくお願いします。」
「席はあの空いてるとこに座ってくれ」
「はい」
え、嘘でしょ。なんで。なんで転校生がはーくんなの。
そう、今日来たこの転校生が9年前突然転校して忘れられなかった中森隼人
HRが終わり私は凛とれっくんを呼び出した。
「凛、今日来た転校生が前に話してた幼馴染のはーくんなの」
「え!よかったじゃん!!」
「う、うん。」
「廉もよかったね!」
「俺は未だに許せない。」
「れっくん。」
「咲希、廉、ちゃんと話した方が良いんじゃない?」
「れっくんどうする?」
「今日の放課後ちゃんと話そう。」
「うん。わかった。」
正直放課後が近づくにつれて緊張してきて授業に全く集中できなかった。
放課後になるまではーくんにはれっくんも私も話しかけなかった。
いや、話しかけれなかった。
なんて声をかけていいか分からないまま遂に放課後になってしまった。
「凛今日は先に帰っててくれる?」
「分かったよ。ちゃんと話してくるんだよ」
「わかった。」
凛に一緒に帰れないことを言った後にれっくんの所に行ったらはーくんと話していた。
「咲希行こうか。」
「うん。」
そして私たち三人は屋上へと行った。
なんて話そうかずっと考えていたけど思いつかずにとっさに出た言葉は、
「はーくん。久しぶり!元気だった?」
無理に笑顔を作り元気に振舞った。
「隼人元気だったか」
「咲希、廉、久しぶりだな。元気だったよ」
「ねぇ、はーくん。聞いてもいい?」
「うん。」
「なんであの時何も言わずに転校したの?」
「ごめん。」
「謝って欲しい訳じゃない。俺らはずっと心配だったし俺は何も言わずに転校した隼人がずっと許せなかった。」
「ずっと心配だったの。」
「親の離婚とか色々あって大変でお前らに心配かけたくなくて言えなかった。また東京に戻ってこれたのは親が再婚したから」
「そうだったんだね。」
「でも、それでも俺らに一言言ってほしかった。」
「ごめん。」
「これからまたあの時みたいに一緒に居られる?」
「二人が良ければ」
「れっくんいいよね?咲希はまた三人仲良くしたい。だって幼馴染だし、小さい頃
約束したじゃん。ずっと一緒って。」
「そうだな。もう勝手に居なくなるなよ」
「おう、またよろしくな」
「うん!!ねぇ久しぶりに咲希の家に来てご飯食べてかない?」
「久しぶりに咲希のお母さんに会いたいし行く」
「俺は昨日ぶりだけど久しぶりに三人集まったし行こうかな」
「よし、決まり!行こ!!」
9年ぶりに三人が揃ってあの話し合いが終わってからも話が止まらなかった。
もう離れたくないって心から思った。