イケメンを好きになってはイケません⁈
第1章 なんで声をかけてくるの?【聡子サイド】
「おっはよーございまーす」
今日も始業ベルと同時に、我が営業部の愛され王子のご出社だ。
森下海斗、25歳。
まだ入社2年目の若手なのに、ここ大手建築資材メーカー営業部で並みいる先輩に負けない成績をあげ、将来を嘱望されている営業マンだ。
ルックス、実力、すべてにおいて文句のつけどころがない。
唯一の欠点はちょっとだらしないところ。
あれだけ優秀な成績をあげているのに、日常的な整理整頓能力は皆無に等しい。
机にはつねに書類が山積み。
経費の領収書も貯めまくっていて、よく経理にお小言を食らっている。
その性質は時間管理にもおよんでいるらしく、出社はいつも遅刻か否かのボーダーライン。
今日はぎりぎりセーフだ。
「良かった〜、間に合った」
今日も始業ベルと同時に、我が営業部の愛され王子のご出社だ。
森下海斗、25歳。
まだ入社2年目の若手なのに、ここ大手建築資材メーカー営業部で並みいる先輩に負けない成績をあげ、将来を嘱望されている営業マンだ。
ルックス、実力、すべてにおいて文句のつけどころがない。
唯一の欠点はちょっとだらしないところ。
あれだけ優秀な成績をあげているのに、日常的な整理整頓能力は皆無に等しい。
机にはつねに書類が山積み。
経費の領収書も貯めまくっていて、よく経理にお小言を食らっている。
その性質は時間管理にもおよんでいるらしく、出社はいつも遅刻か否かのボーダーライン。
今日はぎりぎりセーフだ。
「良かった〜、間に合った」
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