イケメンを好きになってはイケません⁈
エピローグ・あなたのせいなんかじゃない
その後、森下くんはとにかく忙しく(インドネシアとのやり取りとか合間にマスコミの取材とかいろいろで)帰宅はつねに午前0時をまわっていて、ふたりでゆっくり過ごす時間が、なかなか取れなかった。
ようやく、家で一緒に夕ごはんを食べられたのは、帰国からもう6日も経ったあとだった。
テーブルいっぱいに彼の好物を並べて待っていると、鍵を開ける音が聞こえてきた。
「ただいま」
「おかえりな……さい」
玄関で彼の顔を見たとたん、涙があふれてきた。
こんなふうに彼が帰ってきてくることは、もう二度とないと思っていたから。
その気持ちが、涙になってあふれ出してきて、止まらなくなった。
森下くんはカバンを足元に置くと、わたしを力いっぱい抱きしめた。
ようやく、家で一緒に夕ごはんを食べられたのは、帰国からもう6日も経ったあとだった。
テーブルいっぱいに彼の好物を並べて待っていると、鍵を開ける音が聞こえてきた。
「ただいま」
「おかえりな……さい」
玄関で彼の顔を見たとたん、涙があふれてきた。
こんなふうに彼が帰ってきてくることは、もう二度とないと思っていたから。
その気持ちが、涙になってあふれ出してきて、止まらなくなった。
森下くんはカバンを足元に置くと、わたしを力いっぱい抱きしめた。