イケメンを好きになってはイケません⁈
***
昼休憩の後、自席でデータを入力していると、部長が慌てた様子でやってきた。
「杉本くん、すまない。これ10部コピーして、第1会議室まで持ってきてくれないか」
「はい。わかりました」
指示通りにコピーを取りながら、こんなことめったにないのに、と思っていた。
直前に重大なミスを見つけたのだろう、たぶん。
「失礼します」
コピーを抱え小声で挨拶をして中に入ると、森下くんが外国人の取引相手を前に英語でプレゼンをしているところだった。
うわ、すごい。
英語がよくできるという噂は聞いていたけど、実際に目の当たりにしたのはこれが初めてだった。
昼休憩の後、自席でデータを入力していると、部長が慌てた様子でやってきた。
「杉本くん、すまない。これ10部コピーして、第1会議室まで持ってきてくれないか」
「はい。わかりました」
指示通りにコピーを取りながら、こんなことめったにないのに、と思っていた。
直前に重大なミスを見つけたのだろう、たぶん。
「失礼します」
コピーを抱え小声で挨拶をして中に入ると、森下くんが外国人の取引相手を前に英語でプレゼンをしているところだった。
うわ、すごい。
英語がよくできるという噂は聞いていたけど、実際に目の当たりにしたのはこれが初めてだった。