イケメンを好きになってはイケません⁈
ふと、時計を見ると、わ、あと30分で出ないとやばい。
「食べなきゃ。本当に遅れる」
わたしたちは大慌てで食べはじめた。
食事が終わろうかというとき、森下くんはスウェットパンツのポケットからごそごそと何か取り出した。
「お土産。昨日、渡すの忘れてた。ジャカルタでも? ポケットに入れてたから、これだけは失くさずにすんだんだ」
その小さな箱を開けると、小さなダイアが散りばめられた、ツバメの形のペンダントが現れた。
「うわ、綺麗。でも、いいの、こんなに高そうな……」
「どうしても聡子さんにプレゼントしたかったんだよ。ほら、ツバメってさ、おれたちを結びつけてくれた恩人、いや、恩鳥? だろ?」
「うん」
「それにラッキーアイテムらしいぜ。幸運を運んでくるんだって。セールストークかもしんないけど」
「食べなきゃ。本当に遅れる」
わたしたちは大慌てで食べはじめた。
食事が終わろうかというとき、森下くんはスウェットパンツのポケットからごそごそと何か取り出した。
「お土産。昨日、渡すの忘れてた。ジャカルタでも? ポケットに入れてたから、これだけは失くさずにすんだんだ」
その小さな箱を開けると、小さなダイアが散りばめられた、ツバメの形のペンダントが現れた。
「うわ、綺麗。でも、いいの、こんなに高そうな……」
「どうしても聡子さんにプレゼントしたかったんだよ。ほら、ツバメってさ、おれたちを結びつけてくれた恩人、いや、恩鳥? だろ?」
「うん」
「それにラッキーアイテムらしいぜ。幸運を運んでくるんだって。セールストークかもしんないけど」