3つのわたしと恋する心
そんな事を考えていたら足が止まっていた

ふと我に返ると

ヒロちゃんの顔が目の前にあった

「うわっ!ヒロちゃんどうしたの?!」

「どうしたの?じゃなくて、おまえボーっとしてたぞ。顔も赤いし、大丈夫か?」

そりゃぁヒロちゃんの顔が目の前にあったら、赤くなるでしょ!

「もう行くよ!」

と言ってわたしはヒロちゃんの手をひっぱってテキトーな列に並んだ



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